<Q&Aシリーズ>大陰唇縮小は可能ですか?

いただいた質問に答えていくシリーズ、今回は大陰唇縮小術について。

 

大陰唇 - Wikipedia

 

婦人科形成について、小陰唇縮小、副皮切除、クリトリス包茎縮小に関する動画を投稿しました。

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この投稿に対して、大陰唇も縮小できるか質問をいただいたので、回答していきます。

 

大陰唇とは

大陰唇(だいいんしん、Labia majora)とは、女性外陰部における、脂肪組織に富んだ左右一対の皮膚のことである。尿道口生殖器の内部を保護する役割を持つ。発生上は男性における陰嚢の皮膚に相当し、陰嚢の中央に縦に走る縫線は、左右の大陰唇が癒着した痕跡とも言える。

大陰唇の間にある縦に裂けた溝を「陰裂」と言い、左右の大陰唇が前方で合うところを前陰唇交連、後方で合うところを後陰唇交連と呼ぶ。思春期が始まると、外陰部に脂肪が貯まり大陰唇が大きく丸みを帯び始め、後に恥丘・大陰唇の皮下脂肪が多くなり膨隆し、大陰唇がやや黒くなる[1]乳房タナー段階がIII,またはIV(初経の1年前から3年後の間)に達した頃から大陰唇(陰裂)に沿って陰毛が発生し始めるが、内側の方から発生するためにその段階の陰毛は足を揃えた状態では見えにくい[2]。後に陰毛は陰裂以外にも拡がっていく。

また、大陰唇の内側にある薄い肉びらのことを「小陰唇」と言う。

脚注[編集]

 

なるほど、男性の陰嚢にあたる部位と言われれば、黒ずんでシワシワなのも納得できる。ちなみに、男性の陰嚢は温まると良くないため、陰嚢はしわが入って表面積を増やし、熱を放散させているという。

上記のように大陰唇は脂肪に富んだ皮膚であるので、切除することは可能です。

 

大陰唇縮小術

シワシワになったり黒ずんだりした大陰唇を縮小します。

通常は局所麻酔で行いますが、静脈麻酔を併用して寝ている間に行うこともあります。

溶ける糸で抜糸が不要な縫い方もできます。

所要時間は1時間程度です。

縫った傷が落ち着くまで1か月程度は、激しい運動や性交渉は避けることが望ましいです。

大陰唇や乳頭などの黒ずみ、シミなどにはバイドロキノン外用薬が有効です。数か月の連続使用が必要です。